
MADE IN MONGOLIA


ABOUT MONGOLIAN WOOL
市場でiPhoneを盗まれて絶望の中、氷点下8度のウランバートルを歩いていた。
薄暗くて足元が見えない中、ずぼっ。突然視界が傾いた。
水たまりに足を突っ込んだのだ。
氷点下8度の中、足はずぶ濡れ。きっと霜焼けになるだろう。
しかし時間が経っても足が冷えない、水の感覚はあったのに。
帰り着く頃には、濡れたことなんて忘れていたくらいだ。
靴を脱いで驚いた。
靴下がほとんど濡れていない。
そして足には水滴ひとつ、ついていなかった。



冷えなかったのは、偶然じゃない
極寒を生きる羊毛が働いたから。
水を弾き、 湿気を熱に変え、 冷気を遮断
ラノリン膜
羊毛の表面はウロコ状になっていて、そこをラノリンという羊脂が覆っている。この脂は防水コートのようなもので外の水を全て弾く。この働きが「水に触れたけど染み込まない」状態を作った。
吸湿発熱
空気中の湿気や汗を吸うと、水分が繊維の奥で反応して熱を生む。乾いた寒さの中でも体温を逃さず、自らぬくもりを作り出す天然の仕組み。
空気層断熱
モンゴルウールは繊維が太く縮れていて、中に大量の空気を含んでいる。その空気が断熱層となり外の冷気を遮断する。濡れてもその空気層が潰れない限り、内部は冷たくならず乾いたような感覚を保てた。
自然が設計した
5つの機能
スケール(表皮)
撥水性
染み込まない
表面を覆う天然脂ラノリンが、水を弾き、防水コートのように働く。雨や雪、泥を寄せ付けず汚れも付きにくい。
抗菌防臭性
臭わない
ラノリンの脂膜が雑菌の繁殖を防ぎウールのタンパク質がニオイ物質を吸着分解。数日履いてもニオわない。

フィブリル(繊維束)
調湿性
蒸れない
繊維内部の繊細な空間が湿気を吸収放湿。蒸れずに快適な湿度を保ち、湿度が高くなると溜めた湿気を外に逃す。静電気も抑える。
吸湿発熱
冷えない
内部のケラチンたんぱく質が、水分を吸うと熱を発生させる。自らぬくもりを生み出す天然ヒーター。
コルテックス(皮質)
断熱性
冷気通さず、熱は逃さず
皮質にある2種の細胞がねじれることで縮れを形成。その縮れが大量の空気を含み外気を遮断。モンゴルの氷点下40度の寒さに耐える。
世界の羊毛たち
5つの気候がつくる、5つの毛質
羊の毛は、生まれた土地の気候を映す。
湿った草原、海風、乾いた高地、寒い山
その違いが、柔らかさや脂の量、弾力、湿度の扱いを決めている。
同じウールでも、育った環境が違えば機能もまるで別物になる。

気温が低く、乾燥が強い
日本の冬
には
モンゴルウール
乾いた大地の調湿力で、湿気を熱に変え程よく逃がす。
モンゴルウールなら、
体温を逃さず冷えない
かいた汗で風邪をひかない
濡れたままで霜焼けにならない
こたつの中で蒸れない

この靴下は、生きている
呼吸して、水を吸って、温もりを生む
年間寒暖差70度(冬は-40度、夏は35度)という世界で
モンゴルの羊たちは生きている。
湿度は20%台。砂を巻き上げるほど乾いた風が、冷たく吹く。
彼らの毛は外気を断熱し、呼吸で水分を循環させ、脂で身を守る。
この靴下には、自然を生き抜く知恵が息づいている。
極端な自然が、極端に負けない毛を生んだのだ。
Wholesale
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